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無方向バス 218P.20L~222P.11L

  • 2012/06/30(土) 14:58:51

무방향 버스
218P.20L~222P.11L

「ぽにょっ会」のみなさん、今回の『無方向バス』ブログアップが大幅に遅れてしまって申し訳ありません~もう次回作(この本の最終話)のエントリーもはじまっているのに…。

ponyo_12_06.jpg

韓国語的に悩んだ部分はあまりありませんでした。こういう言い方をするのか~と思った部分とキム・ジュンヒョク作家らしいな…と感じた部分を紹介したいと思います。その他、お気づきになられた点などありましたら…(もう、みなさんの記憶も薄らいでしまっているかも知れませんが…)ご指摘ください~。

◆219P.8L
자취방

直訳すれば「自炊部屋」なのですが、「下宿」と訳しました。韓国で学生が一人暮らしをするとすれば、まず思い浮かぶのは「하숙」ですよね。하숙はアジュンマがいて、朝食を夕食を作ってくれて、「고시원(考試院)」は食事は出ないけど、共同のキッチンでラーメンなんかをすすっていて…さて、じゃあ、자취방は?日本でいう、学生アパートみたいなもんでしょうか?違いがわかる方…教えてください~

◆220.2L
나는 방 바닥에 어지럽혀진 종이들을 10분에 걸쳐 차곡차곡 정리한 다음 자취방을 나섰다.


僕は部屋の床に散らかっていた紙を10分かけてきちんと整理した後、下宿を後にした。

下宿で卒論を書いている時、父から受けた母の失踪を知らせる電話…その後の主人公の行動です。「取るものもとりあえず下宿を飛び出した」というのがごく普通の表現ですが、さすがキム・ジュンヒョク作家~「10分かけて」「きちんと整理した後」という相反する表現を取ることで、かえって主人公の焦燥がよく伝わってきました。

◆220.16L
누군가가 거대한 철판으로 집주위를 힘껏 내리누르는 게 아닐까 싶을 정도로 공기의 밀도가 높았다.


誰かが巨大な鉄板で家の周りを思いっきり押さえつけたのではないかと思うほど、空気の密度が高かった。

さまざまな思いをめぐらせながら汽車に乗り、実家のある街に到着した主人公が実家の門をくぐった瞬間の描写。父との関係、母の失踪…詳しくは語られていないこの家族の背負った重苦しい事情や、主人公の心情が、「巨大な鉄板で」「思いっきり押さえつける」のようなユニークな表現であらわされています。他の作品でも、「大きなものに押しつぶされる」「巨大な何ものかが覆い被さる」みたいな感覚がいくつか表現されていたような…うまく言えないけど、わかるような気がする、巨大な抑圧感…。

◆221P.L7
그래, 아무 생각 하지 말고 버스 들이 움직이는 모습을 자세히 내려다봐, 거기에 대답이 들어있어.


“そうだ、何も考えずにバスが動くのをよく見下ろしてみろ。そこに答えがあるのさ”

主人公の母の失踪の秘密を暗示するような「声」です。ごちゃごちゃした坂の上のトンネにある家から見た、バスターミナルの風景。ビジュアルな想像も刺激されて、ちょっと不思議なこのお話に対する想像がふくらみます。



漠然とした感想ばかりで、申し訳ありません~。最終回の翻訳も、こんな落第生ですが、ぜひ参加したいと思います。また、のちほど、エントリーさせていただきます!よろしくお願いします!!!

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