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澗松(カンソン)美術館 10月17日から秋展示

  • 2010/10/11(月) 21:39:55

金弘道(キム・ホンド)や申潤福(シン・ユンボク)の絵を多数所蔵していることでも有名な、ソウルの澗松(カンソン)美術館の秋季展が10月17日(日)から10月31日まで開催されます。今秋のテーマは「화훼영모」(花卉翎毛:かきれいもう)。植物(花卉)と動物(翎毛)を描いた絵を特集した展示です。
毎年5月と10月の特別展示の時しか公開されないこの美術館。一度行ってみたいと思っているのですが、毎年タイミングが合いません…(泣)この期間、ソウルに行かれる方がいれば、ぜひ一度足を運んでみてください!

2010kanson_05.jpg
야우한와
野牛臥
김시
金

毎年、春・秋の二度だけ門を開くソウル城北洞カンソン美術館が今秋には動植物を素材とした「花卉翎毛」を画題として掲げた。
美術館が所蔵している花卉翎毛画の中で一番古い絵である恭愍王(高麗第31代王:1330~1374)の作品から、以堂 金殷鎬(1892~1979)の作品まで600余年の歳月の間、各時期を代表する100点の花卉翎毛画で時代精神の変化による技法差をひと目で見て取れるようにした展示だ。
麗末鮮初(高麗末~朝鮮王朝初)の花卉翎毛画では、我が国では育たない中国の動物たちが見いだされる。羊二匹が歩いていく姿を描いた恭愍王の「二羊圖」の中の羊は、毛並みまで精巧に表現されているが、当時我が国には羊は入ってきていなかった点を考えれば、実際の羊の姿ではない、羊に対する固定観念として描かれたといえる。
牛が野原に横になっている姿を描いた、金(1524~1593)の「野牛臥」や、李慶胤の絵に登場する牛もやはり私たちが慣れ親しんだ牛ではなく、当時中国だけで棲息した水牛の姿で登場することも同じ理屈だ。

2010kanson_02.jpg
추일한묘
秋日閑描
정선
鄭歚

朱子性理学が支配した前半期が過ぎて、朝鮮性理学が統治理念として登場してから、花鳥画も変化を経験し始める。
身の回りでよく見られる我が国の動物たちが主人公として描かれ始めたのだ。そして、朝鮮時代に至れば、本格的に「私たちのもの」を写生するに至る。
同時に沈師正(1707~1769)のように実際写生よりは中国南画の画譜を描く傾向もあらわれる。鄭歚(1676~1759)の「秋日閑描」と沈師正の「敗蕉秋描」はいずれも秋の日の猫を主人公とするが、写生の精巧さや背景になる花の構図で、確実に差を現している。

2010kanosn_03.jpg
패초추묘
敗蕉秋描
심사정
沈師正

この時期の動物画で外すことのできないもう一人の作家が、卞相壁(朝鮮王朝後期の画家、生没年不明)だ。猫をあまりよく描くので「ビョン猫」ともよばれた卞相壁が毛並み一本、髭一つまで精巧に描いた猫の画も見ることができる。
金弘道の代に至っては、精巧な写生に会話性が加わる。可愛い子犬二匹を眺める母犬を描いた「母狗養子」や、紅の蓮の上で交尾するつがいの赤とんぼをとらえた「荷花淨」のような作品は、花卉翎毛画というよりは、一編の風俗画や肖像画のような印象を受ける。
このような傾向は、李寅文(1745~1821)や金得臣(1754~1822)、申潤福(1758~?)の代までつながって、秋史 金正喜(1786~1856)以降では、清代文人画の影響が加わりながら、他の様相で発展する。実際の姿を描くよりは、対象の本質を抽象的に表現する傾向が強まるのだ。

2010kanson_04.jpg
모자양구
母狗養子
김홍도
金弘道

朝鮮末期に至れば、その時代の大部分の画がそうだったように花卉翎毛画でも中国化の影響と伝統化の影響が入り交じって装飾性が目立つ。この時期の花卉翎毛画の特徴の一つは、描写には忠実だが、動感が不足しているということだ。趙錫晋(1853~1920)の「水草魚隱」の中のシナケツギョ(スズキ科の淡水魚)は、精巧ではあるが、死んだ魚のように生気が感じられない。
チェ・ワンス澗松美術館韓国民俗美術研究所研究室長は11日「理念が変われば芸術様式も変わる」と、「支配理念が朱子性理学で、これを深化発展させた朝鮮性理学に代わりながら、絵も確実に変化することが見て取れる」と説明した。
展示は来たる17日から31日まで。観覧料無料。

どんな分野でも朝鮮絵画史を通観する
展示ができる澗松美術館。素晴らしいですね~
テキトー訳 by torako

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