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漢城・京城・ソウル 歴史の断絶を「読む」

  • 2010/02/15(月) 23:40:16

久しぶりに刺激的な本に出会いました。何度も訪れているはずのソウル。何度訪れても、その度に印象が変わるまち。そんなソウルの不思議な魅力を、大胆かつ詳細な叙述で解き明かしてくれる本です。


砂本文彦
『図説ソウルの歴史 漢城・京城・ソウル 都市と建築の600年』
(河出書房新社:ふくろうの本)
2009年11月出版

zusetu_02.jpg

―いつに向けて過去を措定し、どのように再構築するのか、その過程で何を消し去るのか。これはきわめて同時代的な課題としてある。しかもそれは今に始まったことではなく、ソウルの歴史では似たような取捨選択が繰り返し行われてきた。それこそがソウルの歴史ともいえる。ソウルの歴史は過去ではない。ソウルは積極的に歴史を扱う。―(「はじめに」より)

1394年、朝鮮王朝の初代王、李太祖(李成桂)が開京(開城)から漢陽(現在のソウル)に遷都してから約600年。ソウルが国都として産声をあげた瞬間と、近代のモダン都市「京城」として変貌する時期を中心に、写真資料を豊富に交えながら記述される「ソウル」の「歴史」。ソウルへの留学経験を持ち、都市・建築史の研究者である著者は、都市の空間構成を詳しく分析しながら「ソウル」の「歴史」に迫っていきます。

もともと歴史好きなので、毎回ソウルの歴史的建造物や、旧蹟を意識して訪れていたのですが、この本を読んで、その場所の持つ歴史的な「意味」と、現代的な「意味」を改めて知り、この本を携えて、改めてソウルというまちを歩いて感じてみたくなりました。わかりやすいビジュアルな本なのに、奥が深~い!1800円はお買い得!著者がリュジン氏と同じ1972年生だから言う訳じゃないですが…マジでお薦めです♪

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こんにちは

友達の親戚の方で、ソウルが京城と呼ばれいたときに、京城に住み、頭の中にその当時の地図がしっかりと記憶されている方がおられます

torakoさんをその方に紹介したいとずっと思っていたのですが・・・
(友達はいつでもいいよと言ってくれてます)

  • 投稿者: M
  • 2010/02/16(火) 07:23:57
  • [編集]

おもしろそう・・・

torakoさん あんにょ~ん

いつもながらtorakoさんの教養の奥深さ、広さに感心するばかりです~いろんな本を読んでらっしゃるのですね!(しかもリュジン氏と同い年の著者を!)
読んでみたいですね~歴史を見る観点が斬新(私にとっては)なので、ぜひ取り寄せたいと思います(都会の大きな書店にななかなか行けないので・・・)

  • 投稿者: yukippe
  • 2010/02/16(火) 23:40:30
  • [編集]

今頃は…?

Mさん
こんばんは!
今頃はマイナス6度の世界でしょうか?
私は今月末のソウル便をマイレージ特典で空席待ちをしていたのですが、結局は取れず…。仕事が忙しいのもあって、(たぶん)5月の連休まで韓国はおあずけです~
京城にお住まいで当時の記憶も…すごい!歴史の証人のような方ですね
襟を正してお会いしないと…私のような中途半端な知識、興味本位でお会いできるのでしょうか~でも本の中でしか知らない京城の世界…きっとイメージが変わるでしょうね!

  • 投稿者: torako
  • 2010/02/17(水) 01:05:26
  • [編集]

三つ目の反応って?

yukippeさん
こんばんは!
リュジン氏と同い年といえば、今年38歳!
研究者としては若手ですよね
ソウルという空間の持つ歴史的な意味がよくわかる本です
あとがきも面白いんです
「ソウルというまちは本当に不思議なまちで、訪れるものを惹きつけるか、もうダメだと思わせるかの、二つに一つである。…(中略)市場でのショッピング、韓国料理、雑踏、政治や歴史、そして韓国人(韓流スターも)。どれかにひっかかれば、深みにはまるが、そうでないと拒絶反応を示してしまう。本書はこのうちソウルの都市や建築の歴史について、その見方の幅とともに解説し、三つ目の反応が起きることを願っている。」…うむむ…三つ目の反応って?
お読みになったら是非感想を聞かせてください♪

  • 投稿者: torako
  • 2010/02/17(水) 01:13:53
  • [編集]

すごいですね!

torakoさん、おひさしぶりです。私の場合は歴史は苦手なんですが、この本は読んでみたいですね。それにしてもtorakoさんの教養の高さは驚きです。ソウルは本当に奥が深そうです。にょろはかつてソウルでは出張で1時間しか滞在したことがないので、たとえばこの本を読んでゆっくりソウルの歴史を考えながら街を歩いてみたいです。

  • 投稿者: にょろ
  • 2010/02/18(木) 21:51:55
  • [編集]

教養より妄想です…

にょろさん
こちらこそ!扁桃腺炎は治りましたか?
こちらも、すっかり風邪完治!
そのかわり、職場で机を並べる同僚数人に伝染~ミアネ~
人に伝染して治るというのはこのことでしょうか?
にょろさん、ぜひソウルに行ってください…その前に我がブログの原点
『京城スキャンダル』もご覧ください(もしまだでしたら…)
イルが歌う主題歌もなかなか素敵な曲です(にょろさんに歌ってほしいわ~)
街歩きに疲れたら…美味しい食べ物が目移りするくらいあふれている、あの街へ!

  • 投稿者: torako
  • 2010/02/19(金) 02:03:59
  • [編集]

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