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清渓川復元 Cheong Gye Cheon

  • 2007/10/23(火) 00:00:00

「京城スキャンダル」の記事も遂に(やっと)第8話に突入。これ以降は、怒濤の展開なので、torakoの気になるシーンが続々です。あまり続けていると、「本当の廃人?」になってしまいそうなので、ここで小休止。少し肩の力を抜いて?9月の韓国訪問で印象に残ったポイント紹介したいと思います。

cheong_3.jpg
ビルの谷間のオアシスって感じでしょ!

第1弾は「清渓川 청계천

「京城スキャンダル」では、清渓川に関わる場面はありませんでしたが、現代モノのドラマではデートコースとしてよく登場するのが、清渓川(チョンゲチョン)。
私が初めて韓国を訪問した2006年の2月には、復元工事は終わっていたのですが、実は、清渓川が流れている場所は少し前までは、高架の高速道路でした。

cheong_1.jpg
復元工事前の様子

現在、韓国では大統領選挙で盛り上がっていますが、ハンナラ党の大統領候補、李明博(イ・ミョンバク)氏がソウル市長時代に手がけたプロジェクトがこの清渓川復元事業です。

cheong_2.jpg
工事中の様子

清渓川は朝鮮王朝の首都「漢陽・漢城」の中央を流れる川として15世紀代に整備されましたが、1960年代には川の汚染が深刻となり、また、ソウルの都市開発の中で高速道路の必要性が強調、川は暗渠化され、その上には1971年に高架道路が建設されました。

cheong_4.jpg
若い子もいっぱい集ってました

そして2000年代に入り、高架道路が更新期を迎える中、「環境を重視した持続可能な都市(サスティナブル・シティ)」をコンセプトに、イ・ミョンバク市長のリーダーシップのもと、高速道路を撤去し、清渓川を復元しようというプロジェクトが2003年から開始され、2005年10月に清渓川が甦りました。

cheong_6.jpg
都心にこんな場所があるって素敵ですよね

torakoは午後3時頃から2時間、東亜日報本社前から東大門のあたりまで、ちょうど全ルート5.8キロの半分くらいを、ゆっくりと歩きました。
ここがソウルのド真ん中であることを感じさせないくらい、別世界の清渓川。川岸には、サラリーマンがベンチで本を広げたり、中年の夫婦が仲良く肩を並べておしゃべりしたり、似顔絵描きのおねえさんや、川岸の植物の写真を撮る人など、まさしくソウル市民の憩いの場となっていました。

cheong_5.jpg
夕暮れの清渓川、空には朧に月が浮かんでいます…
あぁスヒョンさま…

昨年、訪れた時には、川岸の整備の様子がかなり人工的に感じましたが、今回歩いた中では、意識して川岸に萩が植えられたり、自然の回復がすすめてられていて、虫の鳴き声も聞こえていて、イイ感じになっていました。

環境重視のまちづくりという点では、先見の明があるプロジェクトだと思います。また、復元2年で清渓川を訪れた人が5千万人を超え、観光という点でも成功しています。
日本でも、東京の日本橋の上を走る首都高の撤去と地下化の話があるようですが、今後、高度成長期に建設された高架高速道路が更新期を迎えていく中で、ソウル市のような、はっきりとしたコンセプトの都市計画は一つの選択肢として非常に魅力的です。

清渓川沿いに「清渓川文化館」という展示施設があり、清渓川の歴史から復元工事の様子までを通観できます。ソウルの街中では、早足で歩くサラリーマンの姿ばかりが目立ちますが、清渓川沿いをそぞろ歩く人達の表情は皆柔らかく、ほっとする雰囲気です。ベンチに座り、スヒョン@リュジン氏のように詩集を広げてみるのもいいかも知れませんね。

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この記事に対するコメント

清渓川

こんにちは、初めまして。
清渓川の復元はテレビ朝日の番組でも2度取り上げられたようで
最近放送された報告の方だけを見ました。
「プラハの恋人」でも使われていたようでその時はまだ復元の途中でその一部分でロケしたんでしょうね。
撤去した高速をカバーするルートがどこに設計されたのかも
気になりました。

  • 投稿者: SOPHIL
  • 2007/10/23(火) 09:45:52
  • [編集]

ようこそ、SOPHILさん!

SOPHILさん、はじめまして。
コメントいただいて、ありがとうございます!
結構、清渓川は日本でも話題になっていますよね。
そうそう、「プラハの恋人」に出ていましたね~。最近では、ロケ地ツアーの中に清渓川も入っているとか。
韓国では、いい意味でも、悪い意味でも、日本より、トップダウンで政策が推進されているような気がします。
清渓川復元事業の政策を担当した、ソウル開発研究院(SDI)というソウル市が設置しているシンクタンクのメンバーの話を聞いたことがあるんですが、特に迂回路のようなものは作らずに、高架道路の撤去と同時期にバス交通の改革と、自動車の流入制限(ナンバーの末尾によって中心部に入れない日をつくる)など、交通対策をずいぶんやっていたようです。
でも、ソウルの渋滞は、あまり改善されていないような…仁川空港までバスに乗る時は、都心部を抜けるまでにむちゃくちゃ時間かかりますもんね。

「京城スキャンダル」とリュジン氏と、韓国に関する諸々の話題を日々書き連ねている、ちょっとマニアック?なブログです。今年8月にスタートしたばかりの初心者ですが、来ていただいているみなさんと楽しくおしゃべりしながら、やっていきたいと思っています。
是非、これからも、ちょくちょくのぞいてもらって、コメントいただけると嬉しいです。

  • 投稿者: torako
  • 2007/10/23(火) 22:22:09
  • [編集]

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