スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雨の降る日は… ピ オヌン ナレン

  • 2010/01/21(木) 23:46:24

御所さまのブログでご紹介のあった『ハングルの愉快な迷宮』(戸田郁子:講談社α文庫)を読んでいます。文章のわかりやすさ、面白さには定評のある戸田さんの作品。韓国人と結婚、仕事をしながら子育てもし「嫁」としての勤めも果たして、韓国社会にどっぷりと浸かっている著者。日本人としての「外」からの視点を生かして、愛情たっぷりに韓国の習慣、文化、言語が紹介されています。

hanguru_meikyu_01.jpg
この本の中でちょっと「おっ!」と思ったのが…
비 오는 날엔
雨の降る日は

という章…

韓国には雨が好きだという人が多い。留学当初私は、それが不思議でたまらなかった。
「家の中にいて雨音を聞いていると、ほら、とってもいい気分でしょ」
「なんで?」
雨の多い日本に生まれ育った私にはとっさに理解でしない感覚だ。
何年も韓国に暮らしてみて、やっとその気持ちが実感としてわかるようになった。久しぶりの雨は、まさに天からの恵み。街路樹は葉を深い緑色に染めて、ほっとしたように枝を伸ばす。埃っぽかった大地に水が染みこめば、カサカサに乾いた都会人の心まで潤ってくるようだ。

『ハングルの愉快な迷宮』120ページより


この文章を読んだ瞬間
少し前に紹介した
リュジン氏のインタビュー記事を思い出しました

amegasuki_01.jpg

"비오는 날도 아주 좋아해요. 처음엔 '비온다!'고 소리치면서 기뻐하다가 시간이 조금 지나면 방에 혼자 않아서 가만히 있어요, 아무것도 안하고요. 그래서 전 장마철이 너무 좋아요. 비내리는날 불 안켜고 음악을 듣고 있으면 마음이 편안해 지거든요.제가 좀 음침해요! "

雨が降っている日もとても好きです。初めは『雨だ!』と叫びながら喜んでいますが、時間が少し経てば、部屋に一人で座ってじっとしています。何もしないで…。だから僕は梅雨が大好きです。雨が降る日に明かりをつけないで音楽を聴いていれば、心が楽になるんですよ。僕はちょっと陰気ですね!

amegasuki_02.jpg

日本人でいい年の男性に「雨が好き」、「部屋の中で一人座ってじっとしている…」なんて言われたら、「ゑ?」と引いてしまうかも…
このインタビューを読んだ時は「リュジン氏ってやっぱりネクラなのね…」なんて思っていたのですが、日本人と韓国人で「雨」に対する感覚は少し違うようです。
韓国は7~8月の降水量はかなり多いものの、それ以外の時期は、日本よりも雨が少なくて乾燥しています。戸田さんが書かれているように韓国で「雨が好き」というのはごく普通の感覚なんでしょうか?
ちなみに韓国では雨の日にジョン(韓国風お好み焼き)を食べることが多いそうです~。言葉はその国の文化や習慣…社会そのものを表す鏡のようなもの…韓国語を勉強されている人はもちろん、少し関心がある…と思う方にはとっても面白い本だと思います。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。