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第8話 スヒョンの「故郷」 その1 「李箕永」の農民文学

  • 2007/10/16(火) 00:00:00

秘密抗日組織「エムルダン」のとある指令で、スヒョン@リュジン氏に接近しようとするヨギョン@ハン・ジミン嬢、カルペディエムでスヒョンに話しかけます。

kyonsu_kokyo_4.jpg

このシーンのスヒョンの姿、濃紺の三つ揃いのスーツに、長~い足を組んで、コーヒーを飲みながら、本を読む…なんて素敵なんでしょう!
モダンボーイ、ソヌ・ワン@カン・ジファン氏と対称的に、「静の人」知的でノーブルなスヒョンを象徴するようなシーンですよね。(第8話シーン31)

kyonsu_kokyo_2.jpg

このシーンでスヒョンが読んでいる本、何でしょうか?表紙をよーく見ると、題名は「故郷」。1930年代前後に出版された「故郷」という題の文学作品を調べてみました。

kyonsu_kokyo_3.jpg

一つは、李箕永 이기영 イ・ギヨン(1895~1984)の『故郷』(上巻1936・下巻1937)です。
李箕永は、林和と同じ朝鮮プロレタリア芸術同盟(カップ=エスペラント語でKorea Artista Proleta Federation = KAPF)の中心的作家でした。
1933年11月から翌年9月まで「朝鮮日報」に連載された『故郷』は農民文学の傑作と評価され、忠清南道天安の農村を舞台に、植民地支配と近代化によって分解・再編される農村と農民運動の姿をリアリズムの技法で描いた作品だそうです。

kyonsu_kokyo_1.jpg

実は、リアル視聴している時もスヒョンの読んでいる本が気になっていて、その時はまだ、「京城スキャンダル」の時代設定が1934年頃だと思っていたため、李箕永の『故郷』は対象外と考えていました。しかし、その後、1937年だと判明したので、現在は、スヒョンの本は、李箕永の『故郷』だと考えています。(朝鮮総督府の官吏がプロレタリア文学を読んでいるというところで、多少はひっかかりますが…)

では、最初にスヒョンが読んでいると思った本は…、鄭芝溶の詩『故郷』(その2に続く…)

kyonsu_kokyo_5.jpg

しかし、スヒョン@リュジン氏、まだ読んでる途中なのに、席を立つ時に、本をカルペディエムのテーブルの上に置いていってしまうんです!常連だからいいのか!総督府だからいいのか!それとも本を「キープ」しているのか?
(あぁソヌ・ワンの視線が痛いヨギョンちゃんでした!)

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