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「京城」1940 満開の桜の下で

  • 2007/10/12(金) 00:00:00

御所さまのブログで放映(衛星劇場)を知り『京城』(1940年・清水宏監督)を見ました。

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京スでもおなじみ路面電車

1940年に、朝鮮総督府鐵道局の依頼で大日本文化映画製作所が制作した作品です。モノクロ・24分の記録映画です。

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ソンジュのポスター撮影も朝鮮総督府鐵道局でした

1940年春の京城。北漢山など近郊の山々にはまだ残雪が見られますが、満開の桜や白木蓮など、春の花が美しく咲き乱れています。

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満開の桜 日米開戦の前年、1940年の春です

映画では、解説や画面のキャプションは一切なく、BGMだけで、京城の人々の様子や風景が淡々と流れていきます。
朝鮮総督府の依頼でつくられた「国威発揚」映画だと思って見たんですが、だいぶ印象が違いました。

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宮城の軒先から朝鮮総督府の建物が見える

私の手元にある1936年(昭和11年)の年鑑では、京城の人口は44万4千人、当時日本の支配下にあった朝鮮半島・樺太・満州・南洋諸島も含めた都市の中で7番目でした。(東京587万5千人・大阪299万人…名古屋・京都・神戸・横浜に次ぐ人口)
『京城スキャンダル』は1937年、映画『京城』は1940年ですから、もう少し人口は増えていたでしょう。ピークの1942年には人口は111万人を超えたといわれています。まさしく「大京城」ですね。

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京城駅(現存)「京ス」のセットよりやはり大きい!

映画では、京城駅(1925)、朝鮮総督府(1926)、半島ホテル(1938?)など、京城の「近代化」を象徴するような建物や、兵隊さんの訓練の様子なども映っていますが、どちらかといえば、洗濯をする女たちや、博打に興じる老人、薪割りをする若者など、市井の人々の生活や街の様子が伝統的な朝鮮の風景も交えて描かれています。

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川端で洗濯をする女性たち 清渓川チョンゲチョンでしょうか?

監督は清水宏(1903~1966)戦前の松竹を代表する監督で、「作為的な物語、セリフ、演技、演出を極力排除」した、型破りの演出をする人物として知られているようです。
参考:日本映画遺産

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こどもが登場するシーンも多いです

また、撮影は小津安二郎作品で知られる厚田雄春(1905~1992)。清水監督は子どもをテーマにした映画を得意としていたらしく、『京城』の中でも、子どもたちの自然な表情が印象的です。

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韓屋の家並みの背後に総督府の建物が威圧的です

この映画は、どのような目的で制作され、どのように上映されたのでしょうか?
スヒョン@リュジン氏やソヌ・ワン@カン・ジファン氏が生きた「京城スキャンダル」の時代を知る上でも、興味の尽きない映像です。再放送もありますので、未見の方は是非御覧ください。

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妓生を呼んでの宴会の様子 ソンジュもこの中にいたのでしょうか

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この記事に対するコメント

情報提供者本人が

見逃してしまいました。再放送・再々放送があると思うとつい気が緩みます。
それとも『ストック』の「夕立宣言」の台詞、「何度聞いても、ぷっと吹き出しちゃうのは私だけぇ?」などとケラケラ笑い転げていたバチが当たったのかも・・・
「リュジンVIPサロン」(勝手に命名)の皆様の真摯な盛り上がりを拝見しては、襟首をつかまれる、いや、襟を正す思いでございます。

  • 投稿者: 御所
  • 2007/10/12(金) 12:38:59
  • [編集]

VIPサロンにて…

御所さま
「リュジンVIPサロン」ですか…。会員制秘密クラブみたいで素敵です…。
確かに、冷静に考えると、多少好意を持っているナムジャでも、残業中に職場にいきなりあらわれて「夕立宣言」されると、普通は引くかも…。
日本語(母国語)で言われたら、まちがいなく絶縁でしょうね。
でも、韓国語で、リュジンボイスなら…ふふふ

まだ将来ある同居人(青少年女子)に、韓国に留学して、素敵なナムジャと知り合い、プロポーズの時に目の前でラブソングを熱唱されるような経験をしてくれと頼んでいます。(無視されてるけど)
リュジン氏も、奥様に自作自演のラブソングCDを送ったとか…(Limeさん情報)限定1枚でしょうか。

  • 投稿者: torako
  • 2007/10/13(土) 01:52:38
  • [編集]

笑い転げた後で・・・

日本の場合、「夕立」には「一過性」「すぐに止む」というイメージがあると思うので、愛の告白にふさわしい喩えとは言えないような気がしますが、韓国では「避けられない運命」というイメージが強いのでしょうか。韓ドラでは、「雨」が男女の距離を縮める役目を果たすアイテムとして頻繁に登場しますしね。以前韓国ものにはまるで興味の無い友人に「突然の雨のせいで“偶然”一緒に雨宿りするとしたら、誰とがいい?」と尋ねられた時、「リュジンさん!」と即答したかったのですが、身長差と知名度を考慮して、「お互い無言のままでいるのが不自然な状況を想定して、心地よく響く低音の声を持ったひと」と控えめに答えた私であります。

  • 投稿者: 御所
  • 2007/10/13(土) 13:04:52
  • [編集]

露出度再検討?

御所さま
土曜日もお仕事でしたか?
『ストック』のストック?ってすばらしいけど、「乱用しては効果が薄れる」とは、含蓄のあるお言葉…
こちらもリュジン氏の露出度を考え直そうか…などと…。しかし、どだい、メディアへの露出が少ない方のようですから、こんなちっぽけな家で露出しまくっても大勢に影響はないか…ハハハ

夕立の雨宿り…。そうですね。リュジン氏に登場願うとすれば、現代モノよりもやはり近代の設定でしょう。レトロな煉瓦造のビルの前で、夕立に降られ…そこに、紺のダークスーツのリュジン氏が…例の丁寧語で…しかし「…イッソヨ」「…オプソヨ」(今週の宿題)くらいしか、まともに会話できない私の扱いとしては、「さつまいも少年」レベルでしょうか?

  • 投稿者: torako
  • 2007/10/14(日) 11:23:29
  • [編集]

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