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「オンマが怒った」番外編 ハルモニの『灯台守』

  • 2008/07/15(火) 00:23:00

『オンマが怒った』47話に行く前に…。とっても気になっていた、イ・スンジェハラボジの想い人、ヨンシク・ハルモニが46話で歌っていた歌…。韓国在住のnaneunnaさんに教えていただいて、曲名がわかりました!

韓国で
등대지기 灯台守
として親しまれている曲です

onma_toudai_1.jpg

등대지기
作詞 고은

얼어붙은 달 그림자 물결 위에 자고
한겨울의 거센 파도 모으는 작은 섬
생각하라 저 등대를 지키는 사람의
거룩하고 아름다운 사랑의 마음을

모질게도 비바람이 저 바다를 덮어
산을 이룬 거센 파도 천지를 흔든다
이 밤에도 저 등대를 지키는 사람의
거룩한 손 정성 이어 바다를 비친다


*****

凍りついた月影は波の上に横たわり
真冬の荒々しい波を集める小さな島
考えなさいあの灯台を守る人の
神々しく美しい愛の心を

酷い雨風があの海を覆って
山のような荒々しい波が天地を揺さぶる
こんな夜にもあの燈台を守る人の
神々しい手が真心のように海を映す


テキトー訳 by torako

 

スンジェ・ハラボジの想い人
ヨンシク・ハルモニの『灯台守』


『京城スキャンダル』で『希望歌』のメロディを聴いた時と同じ…。何か懐かしいような、昔どこかで聞いたことがあるような気がしたのは…。この歌も、欧米を源流に、日本と韓国両国で歌い継がれているからだったのですね。
讃美歌『It came upon the Midnight Clear』(あめなる神には)が原曲だという説もありますが、岡山商科大学三宅教授は、1881年にニューヨークで出版された『フランクリン・スクウェア・ソングコレクション』(Franklin Square Song Collection)に収録されている『The Golden Rule』(黄金律)が原曲であるという説を提唱されておられます。

The Golden Ruleとは…

新約聖書「マタイによる福音書」に登場する「山上の垂訓(イエス・キリストが山上で弟子たちと群集に語った教え)のうち、最も有名な教えです

汝、自らになされんと欲することを他にもなせ
To do to others as I would That they should do to me

…なにげに、『魔王』の世界に近くなってきましたね…(^^;)

onma_toudai_2.jpg

欧米にルーツを持つこの曲、日本では明治22年(1889)年6月『明治唱歌(三)』に『旅泊』とい題で大和田建樹の作詞で収録されました。(『希望歌』の原曲『夢の外』も大和田建樹の作詞でしたね~)

◆旅泊◆

作詞 大和田建樹

磯の火ほそりて 更くる夜半に
岩うつ 波音 ひとりたかし
かかれる友舟 ひとは寝たり
たれにか かたらん 旅の心

月影かくれて からす啼きぬ
年なす長夜も あけにちかし
おきよや舟人 おちの山に
横雲なびきて 今日も のどか

※参考:『日本唱歌集』(岩波文庫)

その後、明治39年には佐々木信綱が作詞して『助船(すくいぶね)』という題で『高等小学唱歌(一ノ下)』掲載されています。

◆助船◆
作詞 佐々木信綱

激しき雨風 天地暗く
山なす荒波 たけり狂う
見よ見よ かしこにあわれ小舟
生死の境と 救い求む

救いを求むる 声はすれど
この風この波 誰もゆかず
見よ見よ 漕ぎ出る救い小舟
健気な男子ら 守れ神よ

大和田建樹の旅情あふれる旅のイメージと比べると、詩の内容がたけり狂う荒々しい海のイメージに変化していいます。そして戦後、勝承夫が作詞し、昭和22年(1947)『5年生の音楽』に収録された『灯台守』…これが、今韓国で歌われている『灯台守』の直接の源流です。

◆灯台守◆
勝承夫作詞

凍れる月影 空に冴えて
真冬の荒波 寄する小島
想えよ灯台 守る人の
尊き優しき 愛の心

激しき雨風 北の海に
山なす荒波 猛り狂う
その夜も灯台 守る人の
尊き誠よ 海を照らす

この曲が私の耳になぜ「懐かしかった」のか…?自分自身が学校で習った記憶はあまりありません。おそらく、亡くなった母(1940年生)が歌っていたのではないか?あいまいですが、そんな気がします。母はおそらく戦後の『灯台守』を習った世代だったのではないでしょうか。

ヨンシク・ハルモニが、どんな気持ちで『灯台守』を歌ったのか、私の韓国語の聞き取りではよくわからないけれど、「真冬の荒々しい波」にたとえられるような厳しい時代を、それでも希望を失わずに生き抜いてきた姿を「灯台守」になぞらえて、万感の想いを込めて歌っていたのかな…。だからこそ、スンジェハラボジも心うたれて…。ますます二人の恋は盛り上がるのでしょうか?ジョンウォン&ヨンスも忘れないで~!!!

◆韓国の『灯台守』全曲はこちら◆
(韓国ブログ・サイト)

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